行動が続かないのは、ゴールが近すぎるからかもしれない

現状の外のゴールに悩む男 ノウハウ
現状の外のゴールに悩む男

こんにちは、KOUです。

やろうと思っていたことが続かない
今日こそは、と思ったのに
気づけば元通りの毎日になっている

そんな経験はないでしょうか。

でもこれは
あなたの意志の弱さではありません。

むしろ、脳や情報空間の
とても正直な反応なんです。


ホメオスタシスは「空気」のように働く

人間の身体には、恒常性を保とうとする働きがあります。

たとえば
体温が上がれば汗をかき、
下がれば震える。

この機能があるからこそ
私たちは安定して生きていけます。

でもこのホメオスタシスは
情報空間にも働いているんです。

つまり
日々の人間関係
仕事のスタイル
自分のイメージ
それらを構成する場そのものが
変化に抵抗してくるわけです。


続かないのは「現状の内側」で生きているから

どんなに高尚な目標でも
そのゴールが現状の延長線上にあると
情報空間は変わりません。

今日と同じような明日を
自動的につくり出してしまうのが
情報空間の構造です。

だから、重要なのは
現状の外側にゴールを設定すること。

けれどこれがまた
簡単なことではないんですよね。


現状の外側のゴールは「見つけにくい」のが当たり前

現状の外にあるということは
つまり、自分の価値観や思考パターンから
すぐには見えない場所にあるということ。

では、どうすれば
その見えないゴールに近づけるのでしょうか。

私はこんな方法をおすすめしています。


1. 瞑想の中で浮かぶ一瞬のビジョンを大切にする

何も考えていないはずの瞑想の中で
ふっと浮かぶ映像や感覚。

それは現状の外側からの呼びかけかもしれません。

現実的に考えれば不可能に思えるかもしれませんが
むしろそのくらいがちょうどいいのです。

1日10分でもいいので瞑想習慣をもつようにすると
精神も整いゴールのビジョンも
視えやすくなっていきますよ。


2. 外の世界とつながる、人間関係を広げる

今の自分が会っている人、
話している人、
関係している人たちは
すべて現状の内側の人々です。

だからこそ
あえて外のコミュニティに出る
違う価値観の人と会う
異なる文化に触れる

そうすることで、現状に揺らぎが生まれます。

揺らぎが生まれることで
現状の外側がちらちら見えだすようになります。


3. 今の価値観を疑い、手放してみる

一番難しいけれど
一番効果があるのがこれです。

「こうするべき」
「これはやっても意味がない」
そう思っていることの中にこそ
現状を固定化している情報があります。

それを一度、意図的に捨ててみる。

すると、不思議と
新しいゴールが向こうからやってくるようになります。


ゴールが見つかったら、行動は自動化する

ゴールに向かう行動が続かない理由も
突き詰めれば、臨場感の差です。

現状のほうがリアルで
ゴールのほうがふわっとしていると
脳は勝手に現状を選びます。

だからこそ
現状の外にゴールを立てるだけでなく
そこに臨場感を宿していくこと。

日々の行動の意味づけが変わると
それは意志ではなく
自然な流れとして習慣になります。


本気で変わりたいなら
未来にゴールを立てる前に、
今の自分の「情報場」を見つめ直してみてください。

現状の外側にゴールが見つかったとき、
あなたの情報空間は、静かに動きはじめます。

その時、行動はもう
頑張ることではなくなっています。

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