安心できる人は何が違うのか?
職場や家庭、ちょっとした日常の会話の中で
「この人は、なぜか安心できる」
「この人の言葉って、信じたくなる」
そう感じた経験はないでしょうか。
不思議なことに、そういう人たちは
特別に説得力のあることを言っているわけではありません。
その人の「言葉」よりも、むしろ「在り方」そのものが
信頼を引き出しているのです。
メンターやヒーラーとして重要なこと
この「在り方」は、メンターやヒーラーとして活動するうえで
何よりも重要な要素になります。
どれだけ話術に長けていても、
どれだけ知識や理論を学んでいても、
クライアントが心の奥を開き、深く委ねようとするかどうかは
「どんな臨場感空間をつくっているか」
ここにすべてがかかっているのです。
空間は、身体がつくっている
では、その「臨場感空間」は何によって生まれるのか。
それは、
・呼吸
・重心の位置
・姿勢や立ち方
・目線の向き
・意識がどこにあるか
といった、身体とエネルギーの使い方によって決まっていきます。
たとえば、
ヒーラー自身が焦っていたり、
頭で一生懸命、解釈や分析をしようとしていると、
その違和感は、言葉では隠せても
相手の無意識には一瞬で伝わります。
逆に、ただ丹田に意識をおろし、
その場に安定して「いる」ことができている人。
そんな人がそこに居るだけで、
クライアントの呼吸はふわっとゆるみ、
自然と心が開き始めるのです。
臨場感空間の主=αであるということ
結局のところ、
ヒーリングの結果も、信頼関係の質も、
その人が「臨場感空間の主(=α)」になれているかどうか。
ここで決まってしまいます。
αであるとは、
誰かを支配することでも、
相手を説得することでもありません。
自分の内側に世界を持ち、
他者にぶれることなく「存在している」こと。
そんな人のそばでは、
クライアントのほうから
自然と心をひらいてくるのです。
やろうとしなくても、起きる
信頼も、癒しも、導きも。
「やろう」としなくても起きてしまう。
それが、空間の主=αの在り方です。
だからこそ、
その在り方を育てることが
メンターやヒーラーにとっての
最も根源的な土台になるのです。
クンダリーニ覚醒という実践メソッド
そして、この「空間の主」としての在り方を
飛躍的に高めてくれる手法が
クンダリーニ覚醒です。
クンダリーニとは、
内なる生命エネルギーを自分の意思で目覚めさせ、
身体の下から上へと上昇させることで、
自己の感覚と世界とのつながりを
再構築していく技術です。
それは決して、
ふわふわしたスピリチュアル体験ではありません。
存在そのものに説得力を与える、
極めて実践的なメソッドです。
誰かの空間に飲まれない
このエネルギーに目覚めたとき、
もう、誰かの言葉を借りる必要も、
誰かの臨場感空間に飲み込まれることもなくなります。
あなた自身が、
その場の「核」となるのです。
これからの時代に必要な存在
私は信じています。
これからの時代に必要とされるのは、
小手先のテクニックではなく、
空間そのものを変える力を持った、
在り方の人です。
言葉に頼らず、空気を変え、
触れた人の深層にまで響くような
ヒーラーやメンターの存在。
それは、
技術を超えた技術。
世界を変える、本質のチカラです。